いらっしゃいませ。
寒くなってきましたが風邪などひいてませんか?『週末息子と見る映画』に遊びに来て下さりありがとうございます。
冬は洗濯物がかさ張るので洗濯機が廻ってるのか不安な5児の父KONMA08です。
1999年 夏・・・
16年ぶりに「あの」新シリーズが上映される。
当時の私はデザインの専門学校卒業後からフラフラと日本各地に住み込みでアルバイトをし、たまに大阪に帰ってはボォ~っとして、また旅立つ日々であった。
そんな私を見かねた母が・・・
母「あんたはホンマにええ歳こいて、いつまでもフラフラと...」
そう言いながら部屋を出た母は涙ぐんでいた。
申し訳ないとは思っていた。
机の上に新聞紙の切れ端に赤◎が。
『映写技師 正社員 募集』
私「映写技師・・・」
学生時代。小遣いと昼飯代とバイト代の全てを映画につぎ込んでた私にとっては興味深々である。
だが正直『ポルノかな』と思っていた。
それでも「ニューシネマ・パラダイス」や「映写技師は見ていた」を見ていた私は映写機に触れるならと、早速面接に行った。
面接場には「ファントム・メナス」のポスターが。
ま、まさか天下の◎宝さんですか?
―――なんでか採用。
さっそく試写室での研修が始まる。
今はほとんどがデジタルやけど当時はフィルムがバラバラ※1で試写会で映す作品はだいたい、その日に別の試写室に運ぶため2台の映写機で交互に映していた。※2
※1:だいたい1巻のフィルムは15分~20分。1作品5巻~7巻のフィルムを繋いで上映される
※2:昔の映画は右上に白丸(パンチ)があり、画面にそれが映ったらボタンを押し反対側の映写機が動きだす仕組みであった
何度か試写をしていたある日・・・
私「今週末、いよいよ『SW』の先々行AN上映やな」
と思っていた所に劇場勤務のAさんが1つのフィルムを試写室に持ってきた。
A「この巻傷いってるかもしれへんから映して」
手にしていたフィルムには『ファントム・メナス』4巻と。
私「アカンって。まだ観てへんのにっ!しかも途中からなんて!!いやいやいや。帰らして下さい。僕、今週末先々行ANお金出して観に行くんですから。ましてこんな小さな試写室で、音響で。アカンでアカン!」
と思っていても声には出せず泣きながらフィルムを映写機にかけ…
私「分かりました。諦めます。でもポッドレースのシーンは大きいスクリーンで観たいから別のシーンでありますように」
と祈った。祈ったのに・・・だ。
小さなスクリーンに小さな音響で私に飛び込んできた映像はポッドレースのシーンであった・・・。
・・・
・・・。
後日劇場に配属され浴びるほどオープニングを観た。
あれから13年後・・・
私は息子二人を連れ『ファントム・メナス 3D版』を劇場に観に行った。
そして来月・・・いよいよ『EPⅧ』の公開である。
親子で見る指数 100%
※「sw」シリーズは言うても親子の絆を描いた物語なので親子で観ましょう。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
またお時間のある時にでも遊びにきて下さいネ。待ってまぁす。
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