週末息子と見る映画

週末の息子と見た映画の感想を語って(?)ます。

106 ぼくだって人間なんだっ!!【エレファント・マン】

いらっしゃいませ。

本日はお忙しい中【週末息子と見る映画】に遊びに来て下さりありがとうございます。

5児の父KONMA08です。

 

前回のブログでお星さまをくれた方、ブクメ及びコメントを下さった方々…

ホントありがとうございます

また皆さんのブログにもできるだけ寄らせてもらいますね。

なかなか行けなくて申し訳ありません。

 

 さて。

私は昔から映画や漫画…そしてドキュメントなんかを見ていてよく泣きます。

特に幼い子供が頑張ってる姿なんか見てしまうと…おろろ~ん…。

もう【はじめてのおつかい】なんか見た日には…。

そんな私を見て友達が

友『KONMAはよく映画観て泣いてるけど…どんな作品で泣くん?』

私『人が死んだりしたら泣くなぁ…』

友『ほなランボーとかロボコップなんか見たらず~っと泣いてなアカンなぁ。ゾンビ系なんか始めから死んでるで…』

私『いや…そういう死ぬではなくてね…』

 

そんな訳で私が映画を観て初めて泣いたのが…

エレファント・マン(1981年日本公開)なのです。 

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《物語》

19世紀のロンドン…妊娠時に像に踏まれ生まれながらに奇形な外見のジョン・メリックは見世物小屋で立たされていた。

その奇形な姿に興味を持った医者に引き取られる。興味本位で引き取った医者だが優しい心を持つジョンに惹きつけられ…

 

確か小学校高学年の時にTVで放送してるのを見て。最初はエレファントマンという主人公がどんな姿をしているのか興味深々で見てましたが…そうなんです。この映画に出てくる町の住民と同じように…奇異なモノを憐れむように…。

 

で先日この作品を長男(中3)と次男(小6)とで観賞。

当時の私のように興味本位からやがて胸を締め付けられるような哀しみに暮れるのか??

…始まって5分…嫁の血を色濃く継ぐ長男は…寝た…

御存じの方も多いと思いますが嫁は映画を観始めたら3~5分以内に眠るという特殊能力を身につけているのです…。

まぁそんな長男は放っといて久しぶりに見た。

当時見た時よりもさらに人間の持っている醜い悪の部分に嫌悪感を抱きつつもこういう部分が少なからず自分にもあるのだろうなと…。

※ネタバレあります…

そして私が初めて泣いたシーンが近ずく。

袋に身を包みながら病院を去るジョン。船に乗るために人混みの中に紛れるがその異様な格好(上記ポスターの格好)に子供たちが笑いながら袋をはぎ取ろうとする…

『もうやめたって~っ!!』

それが当時の私の思いである。

必死に逃げるジョンだが子供とぶつかり倒してしまい不審者として大人からも追われる身となる…

『そっとしといたって~!』

やがて追いこみ袋をとりジョンの顔を見る人々…

その顔に悲鳴を上げる人もいればニヤニヤと笑う人もいて…

人間たちに怯えながらもジョンは心の底から叫ぶのである…

そのセリフに私は今回も泣いてしまうのです…

そしてラストシーン…静かに幕は閉じます。

主人公の声を国広冨之さんが担当。それがまた絶妙な声で。

次男も泣きこそしませんでしたがね…。

しばらく黙ってました。

 

親子で見る指数…90%

小学生高学年以降の子供なら理解してくれそうですが…。

黒作品で描写もエグイとこもありますが世の中そんなキレイごとばかりではありません…。

人は外見ではなくて中身なのだよと教えてくれる作品。

 

 

本日は最後まで読んで下さりありがとうございました。

またお時間のある時にでも遊びに来て下さいね。

  

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